第7回☆和木綿手作りコンテスト・結果発表

和木綿(わもめん)手づくりコンテスト第7回 結果発表&応募全作品ご紹介
和木綿のコンテストも今年で7回目を迎えることができました。コンテストにご参加頂きました皆様ありがとうございました。
和木綿(わもめん)手づくりコンテスト風景写真
和木綿(わもめん)手づくりコンテスト風景写真和木綿(わもめん)手づくりコンテスト授賞式和木綿(わもめん)手づくりコンテスト結果発表
和木綿(わもめん)手づくりコンテスト最優秀賞和木綿(わもめん)手づくりコンテスト優秀賞 小物部門和木綿(わもめん)手づくりコンテスト 優秀賞 ファッション部門和木綿(わもめん)手づくりコンテスト 優秀賞 インテリア部門和木綿(わもめん)手づくりコンテスト 会長賞和木綿(わもめん)手づくりコンテスト 社長賞

和木綿(わもめん)手づくりコンテスト デザイナー賞

和木綿(わもめん)手づくりコンテスト クリエイティブ賞

和木綿(わもめん)手づくりコンテスト 技術賞

和木綿(わもめん)手づくりコンテスト アイディア賞

和木綿(わもめん)手づくりコンテスト 女性いいね賞

和木綿(わもめん)手づくりコンテスト 女性いいね賞

和木綿(わもめん)手づくりコンテスト 男性いいね賞

和木綿(わもめん)手づくりコンテスト 新人賞

和木綿(わもめん)手づくりコンテスト 新人賞


応募作品のご紹介


- 小物部門 -
















- ファッション部門 -





- インテリア部門 -







第7回目も無事に開催できましたのは、
和木綿を愛し、さまざまな作品へと生まれかえらせて頂きました
皆さまのおかげでございます。

また今回、応募規定を変えさせていただき、
作品の大きさに規定を設けましたこと、
皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしました。
ご了承いただきまして、本当にありがとうございました。

ご応募いただきました作品は、
どれも素晴らしく、
審査も難航いたしました。

作り手の思いが伝わってくる作品ばかりで、
和木綿を大切に細かい部分まで
使っていただいた作品に、
スタッフ一同感動するばかりです。

また次回も開催を予定しております。
皆さまのご応募をお待ちしております!!

また、第7回の作品展示および授賞式にあたり、
直前の北部九州の豪雨。
被害に遭われた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

そのような中、当社まで足を運んでいただきました皆様、
本当にありがとうございました。

宮田織物株式会社 スタッフ一同

授賞式の様子

宮田織物の和木綿の手作りコンテスト

宮田織物の和木綿の手作りコンテスト

宮田織物の和木綿の手作りコンテスト

第7回和木綿手作りコンテストの
授賞式を今月の9日に宮田織物の
二階で行いました。

今回もつつがなく終わりました。
みなみなさま、本当に
ありがとうございました。

今日はコンテストが
始まった時の話をします。

始まりは10年位前。

和木綿のはぎれのインターネット
販売を始めて間もなくの事ですが、
お客様からあるものが送られてきました。

それは、杵で餅をついている
小さなウサギさん。

そのウサギさんは、
和木綿で作った服を着ているのです。
なんと可愛い!

その可愛い姿を写真に撮り、
インターネットのホームページに
掲載させて頂いたところ、

そのページをご覧になった
他のお客様からも
作品のお写真が
送られてくるようになり、

ホームページに
「ハギレギャラリー」
というコーナーができました。

▼現在は、手づくりギャラリーに名前を変えています。
https://miyata-orimono.co.jp/handicraft-gallery

そのページを見た会長(当時社長)が

「こげんよか作品のでくんなら
コンテストばせんか(筑後弁)
翻訳:こんなに良い作品が
できるならコンテストをしなさい)」

の鶴の一声。

そこから紆余曲折あり、
開催の運びになったのが7年前です。

あっという間の7年でした。
その間に東北大震災があり、
熊本地震があり、
福岡北部豪雨がありました。

第二回の時の最優秀受賞の方は、
福島で被災された方でした。
その時の、佐藤さまのお言葉を
抜粋して引用させていただきます。

「2年半前に久留米絣と木綿の
はぎれを頂き、バッグを
2点ほど作りました。残りの
布でジャケットに挑戦いたし、
完成したものです。

くじけそうになったり、
負けそうになったとき、
布は私の心に平和で穏やかさを
取り戻してくれます。
和みを与えてくれます。

今回の震災と原発で私の
ところは34km地点なので、
毎日TVと風が気になり、
部屋の隅には風呂敷に包んだ
避難道具が置いてあります。

~(中略)~

普通に生活できることが
どんなに幸せなのかつくづく
考えさせられました。

小さな布もつないでつないで
いけば、ジャケットになるのですね。
今度の冬は、元の生活になって、
このジャケットを着て買い物に
いける様になるとうれしいです。

~(後略)~」

2011年3月11日、東北大震災が
起きました。

2016年4月14日、そして16日に
熊本大震災が起きています。

震災のみならず、心を煩わせる
ことは大小を問わず、日常です。

そんな時に、うちの布が、
お気持ちを和ませるお役に、
少しでも立てたらと思うと、

ものづくりをしていて、
こんなに嬉しく、ありがたい
ことはありません。

私は折りにふれ、
このお言葉を思い出します。

布を織るということは、
ものづくりをするということは、
こんなに価値のあることだと、
教え、励まされました。

佐藤様のお言葉は、
私たちスタッフにとって、
大きな励ましとなりました。

震災に遭われたみなさまが、
どうか一日も早く、穏やかな
毎日をお送りになられますよう、
心よりお祈り申し上げます。

末尾になりましたが、
コンテストが続けられるのは、
みなさまのおかげです。

みなさまの素晴らしい作品から、
またお声から、私達はたくさんの
幸せな気持ちをいただいています。
ありがたいことだとしみじみ思います。

今日も感謝のものづくりを。
お客様の笑顔のために。
自分達の笑顔のために。